dnsアウトソーシングプランとは、OCNで利用できるオプションの1つです。
自社のHPなどを運用するときなど、非常に便利なオプションですから利用を考えるといいですよ。
このサービス内容は、dnsサーバーをOCN側で代わりに運用してくれることになります。

dnsサーバーとは、独自ドメインのHP、つまりは企業やその他の法人が自分の名義で独自にHPを作るとき、必ず必要になるサーバーのことです。
これがあることで不正アクセス対策などできますから、安全なサイト運営をするためには不可欠です。
しかし社内でこれをやると運用の手間が大きいという特徴もあります。
そこで使えるのが、OCNのdnsアウトソーシングプランというわけです。
サイト運営でどうしても必要になるdnsサーバーの用意や運営を代わりにやってくれますから、運営にかかる手間が減ります。
専門知識などを持った人員がいなくても、簡単に独自のサイトを運営できるんです。

ちなみにdnsサーバーは、プライマリとセカンダリの2台を用意するのが基本です。
これで障害が起きたときにもスムーズに運営ができるのですが、dnsアウトソーシングプランはこの2台のサーバーを両方ともOCNで用意してくれますから、手間が大幅に省けますよ。

このオプションは、基本的に法人向けのOCNプランのオプションになっています。
つまり個人的にOCNを利用するときに使えるとは限らないのですが、法人単位での利用になるなら問題ありません。
対象になるプランを選んでいれば、利用できます。

対象になるのは、基本的に固定ipを複数個もらえるプランになります。
たとえば光インターネットの場合、光IP8以上の契約となります。
光IP16、光IP32などは対象になるのですが、固定ipは1つだけの付与となる光IP1などの場合、対象にならないことがあります。
基本的に法人向けのオプションになるため、光IP8以上のプランを選んでいる方も多いでしょうが、もし固定ipがほとんど付与されないプランを選んでいる場合、dnsアウトソーシングプランを選べるかどうか、事前によく確認することをオススメします。