固定ipを持っている大きな利点は、vpnを作れることです。
特に法人契約で固定ipを取得するときなど、これが目的になっていることも多いですね。
このvpnとは何かというと、インターネット上に作れる仮想のローカルネットワークのことです。

もっと簡単にいうと、特定のメンバーしか閲覧できないプライベートなネットワークのことです。
特定のメンバーしか入れないSNSのようなものと思ってもOK。
これの利点は、クローズドな環境で、特定のメンバーとインターネット上でのやりとりができることです。

自分の友達しか絶対に入れないSNS上では第三者の目がないため、かなりプライベートなやりとりも気軽にできますよね。
インターネット上でのやりとりですから、相手の現在地に関わらずやりとりできますし、書き込みや添付ファイルの確認も各メンバーが好きなときにやれます。
このような閉じたネットワークをインターネット上に作れると、かなり便利だと思いませんか?
それは実際に作れるもので、そのネットワークの1つがvpnというわけです。

ちなみにこの名称はバーチャル・プライベート・ネットワークの頭文字をとったもので、インターネット上に作った仮想のローカルネットワークのことです。
個人でこれを構築する方もおられますし、法人で使われることも多いです。
その法人のメンバーだけがアクセスできるvpnを作り、仕事の資料の共有や、他のメンバーへの連絡の手段として使われています。

これを作るために必要なのが、OCNでも提供されている固定ipなんですね。
特定のメンバーしか入れないネットワークを作るには、そのネットワークのメンバーをきちんと識別しないといけません。
そのときに固定ipを使うのが基本です。

これは何度インターネットに接続してもアドレスが変わらない固定の情報ですから、そのネットワークに参加させたいメンバー同士の識別に、固定ipを使えばいいんです。
すると、特定のメンバーだけがアクセスできるローカルネットワーク、つまりはvpnを構築できるわけですね。
これが固定ipを取得する主な利点にもなっています。
vpnに興味がある方は、OCNで固定ipを取得するのもオススメですよ。